2017.11.05 Sunday
お墓に愛着が持てるか

地方ではお墓というものは家よりも少し高い山にあることが多く、お墓に行けばよく分かりますが、お墓から家を見下ろすようになっているものです。お墓というものは、家の近くにあって、ご先祖様からいつも見守られているという環境にあるのですね。こういう場所にありますと、家もお墓も一つながりという感じがして、とても愛着が湧くものです。こういう所では、家が無くなった場合には、お墓だけ残しておくのは、直感的に寂しいという感じがします。
都会では、御墓は家とは全く関係ない場所にあり、しかも遠かったりしますので、こういった意味でもなかなか愛着が湧かないのではないかと思います。お墓に愛着が湧いても、湧かなくても、お参りすることが無くなったとしたら、墓じまいが必要になります。ご先祖様をそのまま残しておく訳にはいきません。